プログラムの世界では、頻繁に利用する機能をまとめて、アプリケーションの骨組みになるフレームワークというソフトウエア・概念があるのですが、Flashにもフレームワークが用意されています。
一番実績もあって人気が高いフレームワークがProgressionです。
Progressionはフリーウェアとして配布されていて、営利・非営利を問わず無料で利用することができます。メインの機能は最適化されたページ遷移の自動化で、そのほかムービークリップ、XMLの操作や、外部ファイルの読み込みなど数多くの機能をサポートしています。
小規模なFlashアプリケーションでも利用できますが、大規模なFlashアプリケーションを作成する際は特にProgressionが大変有用です。
参考
- Progression公式サイト
- Progression公式 API リファレンス
- Progression公式フォーラム
- Progression公式サンプル集
- 特集:Flashのフレームワーク「Progression3」を始めてみよう!
Progressionはコンポーネント、タイムライン、クラスという3種類のプロジェクトが選べるようになっています。
コンポーネント・スタイルは、スクリプトを一切使わずに開発できるスタイルで、タイムライン・アニメーションとコンポーネントの組み合わせてアプリケーションを構築します。
タイムライン・スタイルは、ActionScript 2.0に近い感覚で開発できるスタイルで、フレームアクションを基本として、タイムライン・アニメーションと組み合わせながらアプリケーションを構築します。
クラス・スタイルは、中・上級デベロッパー向けのスタイルで、ActionScript 3.0によるオブジェクト指向プログラミングで開発することができます。