HTML4.0の基本

サーチエンジンを攻略してアクセス数を増やす

META要素の利用

ほとんどのサーチエンジンは、Webページのインデックス作成にMETA要素を利用しています。<META>はページ全体に関する情報を記述するために使うもので、次のような情報を記述することができます。

  • 誰がどのように作ったか
  • ページを処理するためのサーバ・オプションの設定
  • ページの格付け
  • サーチエンジンで利用されるキーワードや記述

META要素は終了タグを必要としないタグで、HTMLページの<HEAD>タグの中に記述します。

リスト1
<HTML>
   <HEAD>
      <TITLE>*****</TITLE>
      <META name="****" content="****" />
   </HEAD>
   <BODY>
........

サーチエンジンは、META要素の2種類の書式を使います。<META="keywords"> では、ページの内容を表す検索後を記述します。たとえば、パソコン製品に関するページなら、"PC"、"電化製品"、"パソコン"、"Windows"などの関連する用語を記述するとよいでしょう。

キーワードを設定
<META name="keywords" content="PC, 電化製品, パソコン, Windows">

その他のMETA要素で設定しておきたい書式は、<META="description"> です。ここにはページの概要や紹介文を書きます。一般に、サーチエンジンはページへのリンクに続けてこの記述の部分を使い、ページの内容を表します。この部分の記述がないと、サーチエンジンはページへのリンクのみを表示するか、あるいはそのページのテキストの最初の数行を表示します。

ページの紹介文を記述
<META name="description" content="このページはパソコン製品に関連したページです">

TITLE要素の利用

TITLE要素の中身は、そのページにアクセスしたときにブラウザのウインドウ上部に表示されます。これは、ブラウザの遍歴メニュー、ブックマークやお気に入りのページに表示されます。

多くのサーチエンジンでは、タイトル部の文字列とそのページへのリンクが表示されます。タイトルに含まれる単語を使ってインデックスを作成するサーチエンジンもあります。

TITLE要素はそのサイトの顔になるので、効果的で、そのサイトをよく紹介した内容にしましょう。

タイトルの設定例
<title>smart +++ 日本最強ウェブ講座</title>

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