AWSでSSLの更新をした際の備忘録です。
ELBでSSL Termination設定をしている場合、ほぼAWSの管理画面の設定だけで終了です。
- [EC2]ページに移動します。
- 左メニューに有る[NETWORK & SECURITY]から[Load Balancers]をクリックします。
- 変更するロードバランサーをクリックします。
- 下部に選択したロードバランサーの詳細が表示されるので、[Listeners]タブをクリックします。
- 列[Load Balancer Protocol]のHTTPSのレコードにある、[SSL Certificate]の[(Change)]をクリックします。
[Upload a new SSL Certificate]を選択すると、下記設定項目が表示されます。
それぞれの項目に適切な値を設定していきます。
[Certificate Name]
任意の名前を付けます。次の更新を考えて西暦などを入れておくと便利です。
[Private Key]
サーバ用秘密鍵ファイルの中身をコピー&ペーストします。
[Public Key Certificate]
証明書ファイルの中身をコピー&ペーストします。
[Certificate Chain]
中間CA証明書ファイルの中身をコピー&ペーストします。
グローバルサインの場合、サーバ用秘密鍵ファイルがPKCS#8形式で、AWSのELBはPKCS#8形式に対応していません。
そのため、次のコマンドで変換する必要があります。
openssl rsa -in 変換前秘密鍵のファイル名 -out 変換後秘密鍵のファイル名
出力後のファイルの中身を[Public Key Certificate]にコピー&ペーストして、[Save]ボタンを押せば完了です。