Gitを利用する環境として、ローカルとリモート接続のPC/サーバ、GitHubがなどがあります。
GitHubの場合はアカウント登録、ローカル、リモートの場合はどちらもGitのインストールが必要で、Linux系OS、Windows、Macそれぞれに用意されています。
Mac
Windows
Git for Windows(msysgit)
TortoiseGit
Windowsの場合、Git for Windows(msysgit)のみで利用可能ですが、SubversionのようにGUIでGitを利用したい場合はTortoiseGitもインストールしたほうが良いでしょう。
インストールが一通り終了したら、リモートに接続する際にアカウントとパスワードを毎回入力するのは面倒ですので(もちろんセキュリティを高めるためにも)、公開鍵の設定を行いましょう。
設定方法はPuTTYで公開鍵の作成で詳しく説明しています。
Linux系OS
yumが使える環境であれば下記コマンドでインストールできます。
yum install git-core
apt-getでは下記のようにインストールします。
apt-get install git
個人の識別情報
Gitのインストール後、ユーザー名とE-mailアドレスを設定します。
Gitはコミットに情報を用いるため、最初に設定しておきましょう。
git config --global user.name "名前" git config --global user.email メールアドレス
--globalオプションを指定すると、そのシステムでの全ての操作に対して常にこの情報が使われます。もし、違う名前とE-mailアドレスを特定のプロジェクトで使いたい場合は、そのプロジェクトのGitディレクトリ内で、--globalオプション無しでこのコマンドを実行します。
設定の確認
設定の確認はgit config --listです。
git config --list user.name=ジョン・ドゥー user.email=jd@example.com ...