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[AWS] EC2インスタンスを稼働したまま複製する

インスタンスの予約をしようと思っていたら、Availability Zoneがap-northeast-1aのインスタンスが見つかりませんでした。
調べてみるとデータセンター効率化のために、ap-northeast-1bとap-northeast-1cへの集約化を行なっているとのことで、インスタンスをap-northeast-1bで作り直すことにしました。

インスタンスは稼働したまま複製したかったので、以下の手順で複製してみました。
(インスタンスを右クリックして[Create Image]を選択し、ポップアップレイヤー内の[No reboot]オプションを選択するほうが簡単だと思いますが、何となく心配だったので実績のある方法にしました)

作業の流れは下記の通りです。

  • EBS(Elastic Block Store)のVolumeから、スナップショットを作成
  • 作成したスナップショットからAMIを作成
  • インスタンス作成時に先に用意したAMIを選択

それでは作成してみましょう。

スナップショットを作成

EC2インスタンスのスナップショットの作成は[ELASTIC BLOCK STORE]-[Volumes]ページで行います。

  1. 右カラムから[ELASTIC BLOCK STORE]-[Volumes]をクリックします。
  2. ボリューム一覧が表示されるので、[Attachment Information]などを確認してスナップショットを作成したいボリュームを見つけます。
  3. 見つけたら、該当ボリュームの行で右クリックし、[Create Snapshot]を選択します。
  4. Create Snapshotダイアログがポップアップしたら、Nameに任意のスナップショット名、Descriptionにスナップショットの説明文を入力します。
  5. 問題なければ[Yes,Create]をクリックします。

スナップショットからAMIを作成

先ほど作成したスナップショットからAMIを作成します。容量などによりますが、スナップショットができるまで数十分待ちます。

  1. 右カラムから[ELASTIC BLOCK STORE]-[Snapshots]をクリックします。
  2. 先ほど作成したスナップショットが一覧の最上段に表示されていると思いますが、作成中であればStatusがpendingになっていると思います。しばらくStatusがcompletedになるのを待ちます。
  3. Statusがcompletedになったら、右クリックして[Create Image from Snapshot]を選択します。
  4. Create Image from EBS Snapshotダイアログがポップアップしたら、Nameに任意のAMI名、DescriptionにAMIの説明文を入力します。
  5. 問題なければ[Yes,Create]をクリックします。

インスタンスの作成

AMIができたら、右カラムから[INSTNANCES]-[Instances]をクリックします。
左上の[Launch Instance]ボタンをクリックして、あとは必要に応じてパラメータなどを設定し、インスタンスを作成してください。

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