逆引きファイルはIPアドレスから名前を参照するために用いられます。ホスト名などの名前を登録します。
データファイルの構成
逆引きデータは、少なくとも次のような資源レコードを含みます。
- SOAレコード
ゾーンデータの取り扱いを定義 - NSレコード
ドメイン名からネームサーバへの対応づけ - PTRレコード
IPアドレスから名前への対応づけ
逆引きデータファイルのPTRレコードは、IPアドレスからホストの名前を検索するためのデータを設定します。
IPアドレス IN PTR 基準名
SOAレコード
必ずネットワークアドレスを逆にした記述をして下さい。詳細は正引きファイルを参照ください。
@ IN SOA example.jp. root.example.jp. ( 2012022301 ; Serial number 3600 ; Refresh time 3600 ; Retry 3600000 ; Expire 3600 ; Negative Cashe TTL )
NSレコード
「example.jp」のドメイン情報をもっているネームサーバの指定
IN NS sv.example.jp.
PTRレコード
PRTレコード(PoinTeR)は、IPアドレスからホストの名前を検索するためのデータを設定します。
別名に対しての登録は行いません。基準名のドメインの部分は省略できません。
ドメイン名の最後にピリオドが必要です。
;IPアドレスに対応したホスト名を設定 IN PTR example.jp. 49 IN PTR router.example.jp. 52 IN PTR host1.example.jp.